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紡ぎ屋のこと

2009年9月、福津市津屋崎という小さなまちに移り住み
まちの人が語る昔話に耳を傾けました。
戦争も戦後の食糧難も経験していない私は
まちの人の話を自らの経験と照らし合わせることはできず
テレビや本の中で描かれる世界と結び付け、想像することしかできません。
懸命に理解しようとする私の姿勢とは裏腹に
まちの人たちは少し遠い目をして淡々と語ります。
昔の悲しみや喜びは、もう過去のことだからなのか
乗り越えた今があるからなのか。

そんな経験を津屋崎でさせてもらう中で
人が生きた「証」を文字として残す聴き書き本づくりを行う「紡ぎ屋」が
2010年の7月に生まれました。

それから約4年。
津屋崎で対話することを大切にする暮らしの中で、5つの仕事が形となりました。
その内3つの仕事、聴き書き本づくり、旅の企画、手作り結婚式のコーディネートを現在は行っています。
暮らしを見つめ、その中から仕事を創っていく生き方や働き方を実践していきたいと思います。

2014年12月

都郷 なび


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都郷 なび
1982年京都に生まれる。
2005年立命館アジア太平洋大学卒業
日常をゆっくりと丁寧に暮らしながら
緩やかに社会と繋がる生き方を探し求め
2009年に福津市津屋崎に辿り着く。
NPO法人地域交流センター津屋崎ブランチの一員として
まちづくりの活動を行う中で、紡ぎ屋を立ち上げる。