津屋崎ブランチ出会えた人~松尾由希恵さん~

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松尾由希恵さん

いこいの空間を目指して

「いらっしゃい。こちらにどうぞ~。」緑のガーデンに案内され、爽やかなしその香りと、シュワシュワと爽快な炭酸が愉しめる自家製しそジュースを飲みながら取材は始まった。
取材の相手は、松尾由希恵さん。現在、愛犬“りゅう”ちゃんと共に津屋崎に住んでいる。
松尾さんは、東京の大学を卒業した後、一度は東京で就職をするが、本人の希望や周りの知人の紹介もあって去年の6月に津屋崎に移り住んできた。
松尾さんの職業は、ガーデンデザイナー。日本庭園のような少し構えてしまいそうな場所ではなく、女性が友人やご近所さんを招き、お茶をしながら気軽に気持ちを癒すことができる。そんな“いこいの空間”をつくることを目的とした造園業を営んでいる。
「庭を持つ家主だけではなく。ハーブや草花が咲き素敵な庭になることで、誰かとここでお話をしたい。あの人にも来てほしいなと思ってもらえる。そんな庭を提供していきたい。」と松尾さんは語ってくれた。

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松尾由希恵さんと愛犬りゅうちゃん

植物と向き合う
松尾さんと植物との出逢いは、幼少時代にさかのぼる。おばあちゃんっ子だったこともあり、薬草や植物好きの祖母に連れられて3歳の頃から庭や畑の手入れを手伝っていた。そんな祖母から教えてもらった薬草の名前は幼いながらに自然と覚えていった。
東京の大学を卒業後、東京で一度会社に就職するも、独り暮らしの小さなベランダで花やハーブを育てる自分がいて、本当はもっと植物と向き合える仕事をしたいと疑問を感じていた。
会社を辞め、花屋で働いていた時期もあったが、店先に並んだ切り花を手入れしているうちにこれは本当に生きた植物ではない。土に根をはって生きているものが本当の植物だ。私はそんな植物ともっと触れあいたい。この思いと共に松尾さんは津屋崎へ移住することとなる。

繋がりから
移住の時も知人との繋がりで移住してきた、そして移住してからもたくさんの人と繋がった、同時期に移住してきた知り合いと繋がることで“畑部”を結成し、自分たちでトマトやハーブなどを育てる活動。また、知り合いの絵の先生の勧めで絵の教室にも通い、その技術は家主に庭の完成イメージをわかりやすく伝えることにも役だっている。
「なんごとも拒否せずに、まずはそれに乗ってみる。繋がりがあったからこそ今の自分がいて、繋がりがあるからこそ今の私は幸せだと思う。」そう松尾さんは語った。

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爽やかな自家製”しそジュース”

いつか必ず
ガーデンアルテこれが松尾さんの現在の屋号だ。
アルテはアルテミシアという名前からとっていて、アルテミシアとは松尾さんの一番好きなハーブのヨモギの学名だ。ヨモギはたくさんの薬効をもっており血液浄化作用や、止血効果は古くから多くの人を助けてきたそうだ。
それに、ヨモギは小さい頃、団子を作るためによく母と妹の三人で摘みに行ったという懐かしい思い出もあるという。
「本当はアルテミシアという名前にしたかったけど、私はまだガーデンデザインで食べていくだけの仕事ができていない。だからまだ途中のアルテです。いつか必ず大好きなアルテミシアの名前でガーデンデザインの仕事をしていきたい。」この名前には松尾さんの熱い思いが込められていた。

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松尾さんが育てたハーブたち

「今までたくさんの植物を育ててきたけれど、私にとって植物は家族と同じ。触れたり話しかけたり、手入れをすることで植物から教えてもらうこともたくさんあった。今後は、ガーデニングの仕事をしつつ、植物の素晴らしさをみんなにも伝えていけるような活動をして行きたい。」
松尾さんは今後の活動についても笑顔で語ってくれた。

津屋崎中の庭で”ガーデンアルテミシア”の松尾さんが活躍する日はそんなに遠くないかもしれない。

(取材:棚町)

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桑野 由美さん

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山口 真紀さん

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谷川 市代さん

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井上 進也さん 

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松本 貴司さん

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中村 洋基さん一家

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マックティアー トラビスさん

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松尾 由希恵さん

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新ノ居 操さん

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児玉 麻紀さん